語彙力は高校生にとっても、高校生卒業後の人生でも必要不可欠なものです。
高校の先生に「語彙力を上げなさい」と言われたことがある人も多くいるのではないのでしょうか?
そこで今回は、「語彙力が欠けているとどうなるのか」、「語彙力をつける方法」を解説していきます。
ぜひ、参考にしてください。
語彙力とは
語彙力とはその人がもっている語彙の知識と、それを使いこなす能力のことをいいます。
簡単に説明すると、「言葉や単語をどれだけ知っているか」、「言葉や単語をどれだけ使うことができるか」ということです。
したがって、知っている言葉や単語が多く、使いこなせる言葉や単語が多いほど語彙力が高いといえます。
語彙力が欠けているとどうなる?
語彙力が欠けていれば様々なところで支障をきたします。
高校生だと例えば、
などがあります。
知らない語彙が出てくれば、相手の言葉や、テストの問題文などの文章を理解することがきません。
また語彙力が欠けていると、自分自身が頭の中で思っていることや考えていること、伝えたいことを表現することも難しくなってきます。
このことから、先ほどの3つのことに支障をきたすということが分かりますよね。
語彙力を身につける方法
高校生が語彙力を身につける方法は4つあります。
それぞれの方法について解説していきます。
語彙力をつける方法①本を読む
本は、様々な語彙を用いて情報を伝達するとても優れたものです。
本を1冊読み終えるころには数えきれないほどたくさんの語彙に触れているでしょう。
当然、普段の日常会話やメールのやり取りで用いられている語彙以外のものも多く、知らない語彙に触れることによって新しい知識として獲得できます。
しかし、ただ読み進めるので効果が薄いので、出てきた語彙に注意しながら読み進めていきましょう。
語彙力をつける方法②語彙力アップの参考書で勉強する
語彙力を身につけるために参考書を使用することはとても効果的です。
その理由は、参考書には人生に必要とされる実用的な語彙が多く載っているからです。
たしかに、本のほうが幅広い語彙が用いられていますが、自分に必要のない語彙も多くあります。
ですので語彙力をつけるだけで考えれば、参考書のほうが効率的かもしれません。
また、参考書にはそれぞれの語彙の解説も載っているのでおすすめです。
- 高校生におすすめな一冊はこれです。
簡単な語彙から難しい語彙まで幅広く学習できるので、ぜひ読んでみてください。
語彙力をつける方法③覚えた語彙を実際に使う
語彙を覚えても使わなければいずれ忘れてしまいます。
また覚えた語彙を実際に使うことによって、脳が必要だと判断し記憶に残りやすくなります。
例えば以下のような使い方があります。
・日常会話に取り入れる。
・覚えた語彙を誰かに説明する。
・メモを取る。
このような簡単なことでも語彙力を高めることにとても効果があります。
またメモを取る際には、スマホやパソコンではなくノートやメモ帳に書き込んだほうが長く記憶に残るといわれています。
何かを覚えようとするときは頭に詰め込むだけではなく、アウトプットをするとより覚えやすくなるので実践してみてください。
語彙力をつける方法④「ヤバい」を使わないようにする
なにかあるたびに「ヤバい」と言っていませんか?
例えば以下のようなときです。
・ご飯が美味しいとき。
・嬉しいことが起きたとき。
・悲しいことが起こったとき。
・楽しかったとき。
いかがでしょうか。
「ヤバい」という言葉はこれらのすべての時に使うことができる最強の言葉です。
しかし、大学受験や、就職試験で「ヤバい」とはいえませんよね。
ですので、普段から「ヤバい」という言葉を使わずに、正確に表現するように心がけましょう。
また、「ヤバい」を使わないことによって、他の言葉を使わなければいけなくなるので語彙力アップにつながるでしょう。
語彙力をつけるメリット
語彙力が欠けていれば、大学受験や就職試験に支障をきたすと述べました。
その他にも、語彙力をつけることによって様々なメリットがあります。
語彙力をつけることによってのメリットは以下の通りです。
・自分の考えを正確に伝えることができる。
・文章を正確に読むことができる。
・アイデアがたくさん浮かぶ。
・話上手になる。
・賢い印象を与える。
・ボキャブラリーが増える。
他にもまだまだたくさんありますが、ここに書いていることだけでも分かる通り、人生において大切なことばかりです。
語彙力をつけると良いことがたくさんあるので、どんどん語彙力をつけていきましょう。
まとめ
以上、語彙力を身につける方法を紹介しました。
語彙力が高ければ、高校生活だけではなく社会に出てからも本当に便利です。
また、日常生活などでも役立ちます。
高校生のうちに語彙力を高め、今後の人生をより良いものにしてください。
コメント